ドキュメント
プログラミング言語「つちのこ2.0」のドキュメントです。
タプル
タプルは要素の更新が不可能な定数リストです。配列のように要素を更新することができません。タプルは小括弧「(...)」で囲んで初期化します。小括弧の省略は可能ですが、引数とタプルの区別する場合などにおいて曖昧な表記を引き起こす恐れがあるため、小括弧は明示的に記述することを推奨します。
T = (1, 2, 3, 4, 5)
T = 1, 2, 3, 4, 5#()を省略してもよいタプルの要素は添え字「[...]」で参照します。
T = (1, 2, 3, 4, 5)
表示する(T[1])#2タプルの要素数を取得する場合は「要素数」を使用します。
T = (1, 2, 3, 4, 5)
表示する(要素数(T))#5タプルは拡張繰返し文(for-in文)で繰り返すことができます。
T = (1, 2, 3, 4, 5)
T の要素 t について繰り返す:
表示する(t)タプルの操作
タプルは「+」演算子で連結することができます。
U = (1, 2, 3) + (4, 5, 6)#タプルを連結します.
表示する(U)
U += (10, 20, 30)#代入演算子を使用できます.「*」演算子を使用すると、要素を指定した個数だけ倍増した新しいタプルを作成することができます。
T = (1, 2, 3, 4, 5)
x = 2 * T#要素を2倍に増やします.
表示する(x)#(1, 2, 3, 4, 5, 1, 2, 3, 4, 5)クラス「タプル」
クラス「タプル」のコンストラクタは、文字列、配列、タプル、辞書、集合を受け付けます。辞書の場合はキーのみが使用されます。
Array = [1, 2, 3, 1, 2, 4, 5]
Tuple = (1, 2, 3, 1, 2, 4, 5)
String = "ABCDEFGABC"
Set = {1,2,3,4,3,2,1}
ArrayToTuple = タプル(Array)
StringToTuple = タプル(String)
SetToTuple = タプル(Set)
TupleToTuple = タプル(Tuple)